ことばは面白い。ことばは不思議。ことばは生きている。この国語文化フィールドリサーチの授業を通して実感したことである。広島大学だけで見ても、こんなにも沢山のことばがあり、様々に変化し、広島大学の文化ができている。そして、学部間でも違いがあり、それぞれの文化を持っているということもできる。今回は、「広島大学キャンパスことば辞典」の作成に携わったのが、教育学部の学生ばかりであり、他学部から得た情報は十分とはいえない。全ての学部の学生が集い、共に編集できればもっと広島大学全体を網羅した辞典を作ることができたかもしれないと思っている。私が担当したのは第24分野だが、記述が非常に難しかった。例えば商店名プラス「る」の説明などは、商店については他分野で詳しく述べられているし、その商店へ行くというくらいしか書きようがなかった。形容詞なども説明には頭を悩ませた。副詞は、同じ意味でも沢山種類があって面白かった。作業が多くて大変だったが、こういった楽しい辞典ができたことは広島大学の財産にもなると思うし、我々も改めて自分たちの言語生活を見つめ直すよい機会になったと感じている。ありがとうございました。