広島大学キャンパスことば辞典
2003年・教育学部周辺

第 3 分野 履修 履修システム






履修 履修システム


アキコマ      <0>       (名) [空きコマ] 

もともと授業がないコマ。ただ単に、「アキ(空き)」ともいう。例えば、1コマと3コマはあるのに2コマが空きであるというような状態は、中途半端に時間が空いてしまうために何もすることがなく、暇な時間を過ごしてしまうことになるので、極力空けないほうがよい。ただし、昼休みになると食堂が込み合うのでこの時間を利用して昼食を取ったり、専門科目が増えてくればくるほど、予習や演習の調べ物をするための自習時間に充てたりできるので、有効に使うことができるようになる。学年が上がるほど、空きコマのありがたみが分かるようになる。

アケコマ      <0>       (名) [空けコマ] 

本当は授業があるのに、自分で意識的に空けてしまったコマ。自主休講に同じ。午前中の授業で多く見られる。「サボリ」ともいう。調子に乗って「アケコマ」ばかりしていると、後々大変なことになる。

アサイチ      <2>       (名) [朝一] 

1コマ目から授業があること。1コマは9:00から始まるので、前の晩遅くまで遊んでいた人などにとっては結構キツイ。特に後期は冬なので、起きることができないほど寒い。朝一の授業があることは一日が気持ち良く始まるからいいという人もいれば、早起きしなければならないので辛いと感じる人もいる。しかし、学生生活が長くなると「一日が気持ちよく始まる」などという考えの人は減少していく。パッケージ別科目や専門の授業が入っていることが多い。1年生のうちは平気だが、年を取るごとに朝が辛くなる。学生の出席率が非常に低い。

ウラガイダンス   <3>       (名) [裏ガイダンス] 

新入生に講義の履修方法について、面白いもの、つまらないもの、単位が簡単に取れるもの、先生が楽しい・厳しいなどといった観点から説明する場、あるいは、その内容。学生の、学生による、学生のための情報。

オムニバス     <1><2><3> (名) [オムニバス]

オムニバス形式。教授が毎回、あるいは、数回交代で行う授業のこと。教授同士の連携がポイントである。先生が変わることでいろいろな内容に触れることができるのはよいが、各々が課題を出す場合もあり、辛い。

カ         <−>       (名) [可] 

成績評価の上から3番目。ギリギリ単位が取れた状態。「可を取るぐらいなら不可をもらっておいて、来年もう一度その講義を履修し直して、もっといい単位を取ったほうがいい!」という人もいれば、「可でもいいから単位がほしい」という人もいる。40点〜60点の点数を取った学生に与えられる評価。「C」ともいう。

カリハイ      <0><2>    (名) [仮配] 

仮配属。工学部では入学後、2年次前期、または後期に、より専門的な分野の研究室に配属されることになるが、その時期までに必要な単位数を取っていない人は仮配属になるということ。

キマツ       <0><1>    (名) [期末] 

期末テスト。毎年7月中旬、1月下旬の2度行われる。成績が決まる重要なテストなので、期末が近づいてくるとみんな勉強を始める。日頃勉強をしていない学生は期末テストのために死に物狂いでがんばらなくては単位がもらえない。そのため、図書館はいつも満席になる。友達を頼りにして、せめてノートをコピーさせてもらおうとする人が多発して生協のコピー機に列ができる時期であり、西条の至る所のコンビニで学生がコピーをする。ちなみに、生協のコピー機でコピーをする場合はコピーカードがあると並ばなくてよいので便利。

キューカリ     <0>       (名) [旧カリ] 

旧カリキュラム。カリキュラムとは教育課程のことで、大学で行われている教育の内容・計画を発達段階や学習目的に応じて配列したもののことであり、それをさらに時代の流れやニーズに合わせてどんどん新しいものにしていく際の改正前のカリキュラムを旧カリキュラムという。教育学部では平成13年度に大きなカリキュラム改正が行われた。⇔新カリキュラム

グランドスラム   <5>       (名) [グランドスラム] 

全学部の何かしらの授業に出て単位を集めること。どうしてそんなことをするのか、その目的は不明。

ゲツイチパッケ   <5>       (名) [月1パッケ] 

月曜の1コマ目に履修しているパッケージ別科目の授業のこと。パッケージ別科目は学部ごとに曜日・時間指定があるので、1コマ目に授業を入れるのが嫌でも避けることはできない。土・日が休みなので、休みの感覚から授業の感覚に切り替えなければならないので、結構大変。

ゴゴシュッキン   <3>       (名) [午後出勤] 

3コマ以降にしか授業がないこと。昼出勤、重役出勤、VIP出勤ともいう。また、具体的に3コマ出勤とか、4コマ出勤という言い方もできる。

コベツ       <0>       (名) [個別] 

教養的教育科目の一般科目として設けられている個別科目の総称(科目区分)。主に総合科学部で開設されている一般科目のことで学生が自由に選択して受講できる。全学科ごとに定められた単位数取らないと卒業できない。文明の継承および知的創造のために必要な基礎的知識を伝え、さまざまな学問分野についての知的関心を喚起することを目的として置かれた科目群であるらしいが、その目的が達成されているかどうかは疑問である。学生の間ではどの授業が面白いかなどの情報が多くある。バリエーションは非常に多いが、単位がとりやすい、面白いと評判の授業にばかり生徒が集まり、なるべく楽な授業を取ろうと、みんな必死である。200人以上受講者がいるものもあれば、20人程度しかいないものもある。また、1年生のうちは、自分の所属する学科の専門科目の授業は少なく、個別科目の授業がほとんどであるので、退屈してしまうことが多い。教授や教官は「卒業までにゆっくり単位を取ればいいよ」と言うが、学生としては1・2年次で個別の単位を取り終えて、あとは専門の勉強に時間を費やしたいと言うのが本音である。多くの学生は1、2年次に規定単位数を履修する(2年生からは専門科目が増えるので)が、4年生になっても頑張っている人もいる。

コマ        <1>       (名) [コマ] 

90分を1単位として考えた授業時間の単位。9:00〜10:30を1コマ、10:50〜12:20を2コマ、13:10〜14:40を3コマ、15:00〜16:30を4コマ、16:50〜18:20を5コマという。実際には1,2時限を1コマ、3,4時限を2コマ、5,6時限を3コマ、7,8時限を4コマ、9,10時限を5コマと呼んでいることになるので数字のズレがあり、たまに混乱する。

サイリ       <1>       (名) [再履] 

再履修。特別試験(一定の条件が満たされており、担当教官の許可があれば受けることができる試験)を受けることができなかった、あるいは、特別試験を受けたが不合格だった学生が、もう一度同じ授業を履修すること。必修科目だと単位が取れるまで何度も受けなければならない。取れないと卒業できないので必死である。外国語科目1単位に泣く4年生も多い。工学部などでは卒業だけでなく、「これを落とすと進級できない」という専門科目もあり、再履修は日常茶飯事。

サボタージュ    <3>       (名) [サボタージュ]

自分のやるべきことを怠慢すること。「サボリ」の語源。広く使われるようになった「サボり」という言葉をおもしろく、または少しかっこよさげに言うときに用いる。

ジシュキューコー  <3>       (名) [自主休講] 

授業があるのに、勝手に自分の判断で休講にすること。いわゆるサボリ。冬になると西条の寒さに負けて家から出たくなくなるという症状が見られ、特に1コマ目に多発するようになる。また、大学には来ているのに、出席を取らない授業だからといって自主休講し、他の大切な授業のテスト勉強をしたり、レポート課題をする時間に充てる人もいれば、ただ単に気分が乗らないからという理由で自主休講して、カラオケなどに行って気分転換をする人もいる。

ジシュゼンキュー  <3>       (名) [自主全休] 

授業があるのに、勝手に自分の判断で丸一日全部休むこと。自主休講よりひどい。バーゲンに行くためや、自動車学校の卒検(卒業検定)を受けるため、また前の日に飲みすぎて、という人が多い。休む日はなるべく出席を取らない授業が多い日などを選ぶ。

シテーホコービ   <5><6>    (名) [指定補講日]

毎月何度かの土曜日に、祝日などで休みとなった曜日の授業の補講を行うこと。2003年度より実施されているが、学生はもとより先生方にも不評な制度である。

シューチュー    <0>       (名) [集中] 

集中講義。土・日や長期休暇中に行われる授業のことで、通常半年かけて行われる授業数を3〜4日間で集中的に行うのでかなりきつい(先生、授業にもよるが)。長期休暇のど真ん中やクリスマスなど、とんでもない日程で行われることもしばしば。だが、短期間で単位がもらえるので受ける人は多い。英語の集中講義もあり、英語の単位を落とした学生にとっては天の助けである。一日4,5コマ連続で行われるので先生もきつく、授業が早く終わることも。

ジューヤクシュッキン<6>       (名) [重役出勤]

3コマ以降にしか授業がないこと。朝っぱらから慌ただしく準備をすることもなく、優雅に登校できるという点が会社のお偉いさんの出勤風景をにおわせるため、このように呼ばれる。午後出勤、昼出勤ともいう。

シンカリ      <0>       (名) [新カリ] 

新カリキュラム。時代の流れやニーズに合わせて教育課程を革新していこうとして出される結果のカリキュラムのこと。教育学部では、平成12年度の旧教育学部と旧学校教育学部の統合以前のカリキュラムを旧カリキュラム、新教育学部の成立以後のカリキュラムを新カリキュラムという。そのため、平成12年度以前の入学生は、自分たちのシラバスに掲載されている旧カリキュラムの授業をすべて新カリキュラムの授業と読み替えなければならないため、非常にややこしい。広島大学の独自性を出そうと、平成15年度入学生からTOEICテストを全員受験させるという制度を作ったのも、カリキュラム改正のひとつである。基本的に旧カリキュラムよりも厳しい。⇔旧カリキュラム

スーパーフル    <5>       (名) [スーパーフル] 

スーパーフルコマ。1コマから5コマまで全て授業があること。教育学部(特に第一類障害児教育教員養成コースに多い)と工学部の学生に多く見られる。単位取得の上限が設定されている学部ではあまりない。5コマの授業が終わった頃には、みんなへとへとで顔が怖い。スパフルともいう。

スポコン      <0>       (名) [スポコン] 

スポ実コンボ。「スポーツ実習科目」通称スポ実を空いているコマにどんどん入れて、勉強ばかりじゃなくて、いい汗をかこうとしている小集団のこと。

〜セメ       <0>       (名) [〜セメ] 

授業科目が開設される学期、開設期(セメスター)。1学年を前期と後期の2学期に区分し、1年次前期を1セメ、後期を2セメ、2年次前期を3セメ、後期を4セメ…というように表現する。

ゼンキュー     <0>       (名) [全休] 

平日にも関わらず、授業が1つも入っていない日のこと。時間割を立てる時に、必修科目が1つもない曜日にあえて他には何も入れないようにして毎週丸一日休みの日を作る場合と、本来なら授業はあるのに教授側からの休講届けが出されて、うまい具合に全休になる場合とがある。「私、明日全休よ♪」というような感じで、たいていの人は嬉しそうに言う。朝からバイトを入れる人も。専門の演習の授業などが増えてくると、この1日の休みがとても重要なものとなる。

センタク      <0>    (名) [選択] 

選択必修科目の総称。

センモン      <1><2>    (名) [専門] 

自分の所属する学科・コースで開設されている専門科目の総称。たいてい、個別科目よりも重要視される。学部1年生の授業は教養的科目が中心であり、学年が上がるごとに専門の授業が多くなる。学部やコースによっては、1年生のときには全く履修することができないところも。

ソウカガヨイ    <4>       (名) [総科通い] 

2年生以上の学生が、総合科学部で開設されている教養科目の単位が不足しているために、下級生に混じって授業を受けに行くこと。特に前期は新入生がみんな総合科学部の授業を受けに来ているために、サークルの勧誘やオリエンテーションキャンプの班活動が活発なので、上級生はその若さについていけないという老いを感じてしまうらしい。

チューカン     <0>       (名) [中間] 

中間テスト。中間テストと期末テストとの平均点が成績判断の材料になることが多いので気は抜けない。中間の結果があまり良くなかった人は期末で挽回しようとがんばるが、逆に、中間の結果が思ったより良かった人は余裕を感じて期末テスト勉強を疎かにし、こけてしまうこともよくある。主に語学、数学関係、理科関係の授業で行われ、中間試験を実施しない授業も多い。

テンガク      <0>       (名) [転学] 

大学を替わり、他大学に編入すること、または、逆に他大学から広島大学に編入してくること。

テンガクブ     <4>       (名) [転学部] 

広島大学内の他の学部に替わること。経済学部と法学部の間、工学部と教育学部の間などでたまにあるらしい。原則として推薦入学した学生には転学部は認められない。また、一度替わったらもう戻ることも、別の学部にまた替わることもできない。教養的教育(個別)の授業がほぼ終わり、専門の授業が中心となってくる2年生から3年生になる時期に転学部する学生が多い。

テンコース     <3>       (名) [転コース] 

自分が所属している学部内で他のコースに替わること。履修単位上の問題もあって、1年次から2年次に上がる際にのみ認められ、試験に合格することができれば替わることができる。

二コマアガリ    <4>       (名) [2コマあがり] 

2コマ以降に授業が入っていなくて、午前中でその日の授業が終わること。2コマ終わりともいう。また、同様に3コマあがり、4コマあがりという言い方もできる。

パッケ       <0><1>    (名) [パッケ] 

全学部共通の教養的教育科目、パッケージ別科目。共通の目標(キーワード)のもとにまとめられた9つのグループに分けられる。8単位必修。学生は希望調査の後に振り分けられ、途中で別のグループに変更することはできない。あまりに希望者が多いと第1希望が通らないことも。人類や社会が直面している問題の理解とそれを解決するための道筋を考えるために、学際的な知的枠組みを提供し、多角的なものの見方を学ばせようとするものであるらしい。内容はピンからキリまでで、一説によるとパッケージは、人気がなくて受講生が少なすぎ、授業が成り立たない先生のための救済措置であるらしい。あまり学生からの評判はよくない。1コマに開講することが多いので、まだやる気のある1年次に8単位すべてを取るようにしたほうがいいだろう。毎年「来年からはなくなる」という噂が飛び交う。学生からはいまいち評判がよくない。

パンキョー     <1><2> (名) [般教]

一般教養科目の総称。

ヒッシュー     <0>    (名) [必修]

単位を修得していなければ卒業できない授業科目。各学部各コースごとに定められている。単位を落とすと留年する危険性がある。

フカ        <1>       (名) [不可] 

成績評価の最下位。つまり、単位を落としてしまったということ。不可になるくらいなら、欠席扱いの方がいいという人も多い。40点以下の点数を取った学生に与えられる評価。「D]ともいう。必修の授業で不可を取ってしまうと翌年、下級生と同じ授業を取らねばならず、恥ずかしい思いをすることになる。

フクメン      <2>       (名) [副免] 

副免許。教育学部の学生が自分の所属するコースで取得できる主免許以外に別の教科で取得しようとする教員免許状のこと。教育学部第一類の生徒は大半が副免を取得しようとする。現実には、教育学部第一類以外の生徒はカリキュラム上副免取得は難しい。

フル        <1>       (名) [フル] 

フルコマ。1コマから4コマまで授業が詰まっている状態。1コマから5コマまでのどこかに空きコマがあり、あとの4コマ分は授業が詰まっている場合に使う人もいる。また工学部などの一部の学生は1〜5コマすべてに授業が入っていることを「フル」という。

フルフル      <0>       (名) [フルフル] 

スーパーフルフルコマ。1コマから5コマ、そしてさらに夜間にも授業が入って全て埋まっていること。

ホコー       <0>       (名) [補講] 

通常、15コマ分の授業でもって単位が出るシステムになっているが、教授の都合による休講や祝日と重なって休みになってしまった場合に他の時間や土曜日などを利用して行われる、補充のための講義。15コマに満たない場合も先生によっては補講を行わないこともある。だが、2003年度から補講の実施日が指定されており、積極的に補講が行われるようになった。それは国立大学の法人化によって大学間の競争が激しくなってきたのが理由であるらしい。が、中には補講を休講にしてしまう先生もいて、学生にとってはとても面倒くさい。せっかくの土曜日がつぶれてしまうため、サークルや部活、バイトをやっている学生にとってはとても辛い。急に、「来週補講をします」というふうに発表されるので、バイトが入っている人はとても焦る。ハッピーマンデーのために月曜日が休みになることが増え、そのぶん月曜日の授業は補講となって土曜日に回されるので、毎週のように土曜日に学校へ行く人もいる。先生によっては課題を出して、1回分の授業とみなしてくれたり、1日5コマの予定でも昼過ぎには終わったりすることも。

モミジ       <1>       (名) [もみじ] 

平成14年度後期から導入された広島大学独自の学生情報システム。履修登録や成績確認などがインターネット上でできる。「もっと 身近に 情報を」という意味が込められていて、その頭文字で「もみじ」というらしい。開放レベルによっては家のパソコンでも学生番号とパスワードがあれば24時間閲覧可能だが、家によっては「もみじ」に接続できる家とできない家がある。原因は不明。パスワードが他者に知られてしまうと個人情報が全て流出してしまうので危険。また、履修登録は大学内のパソコンでしなければならないので、履修登録期間中はパソコンのある図書館に学生が殺到し、とても不便。しかし、担当教官のもとへ直接成績を取りに行かなくて済むようになったので、成績の芳しくない者は注意されたり文句を言われたりする心配はなくなった。もみじのホームページはこちら→

ユー        <1>       (名) [優] 

成績評価の最上位。80点以上の点数を取った学生に与えられる評価。「A]ともいう。優が並ぶと非常に達成感がある。オール優(全教科優)の人は、周囲から尊敬の目で見られる。学年で一番優の多い人が、卒業時に挨拶をすることになるという噂もある。また、就職試験や教員採用試験のときに学業成績が見られるという噂もあり、単位数は足りていても「優の数を増やしたいから」と言って授業を受ける学生も少なくない。

リョー       <1>       (名) [良] 

成績評価の上から2番目。60点〜80点の点数を取った学生に与えられる評価。試験がよくできたと自信満々であった授業がこの評価だとちょっと切ない。「B]ともいう。



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